週刊:Web担当者フォーラム通信
■コダックが「ブログ部長」を任命 ソーシャルメディアへのコミットを加速
米イーストマン・コダック社は、ジェニファー・シズニーという社員を同社の「ブログ部長」に任命した。実際の肩書きは「Chief Blogger」であり、「ブログ部」という部署があるわけではないのだが、わかりやすく訳すと「ブログ部長」といったところだろう。
これは、僕が考えている「ブログによるカンバセーショナル・マーケティング」にかなり近い施策ですね。うーん、ついにここまで来たか。
そもそも、顧客側からみた企業ブログの魅力とは、ブロガーのパーソナルな部分、つまり個人の考えや個人の熱意に負う部分が多いものだ。おそらく、彼女の役割として、ブログを書いて情報を出すほうは現状維持ベースで、「聞く」ほうに業務としての比重があるのではないだろうか。ソーシャルメディアからフィードバックを得て、それを開発・広報・マーケティング・経営などが活かせる形で伝える、そのための仕組みを作ってうまく回すことが中心なのではないだろうかと想像する。
企業としてソーシャルメディアを通じたコミュニケーションフィードバックの仕組みを作り上げて効果を出すことは、ブロガー個人がブログを通じて作り出す流れとはまた異なるタスクになるだろうから、チャレンジングな仕事になるだろう。
ブロゴスフィアやソーシャルメディアの声に耳を傾け、マーケティングとして本当の「コミュニケーション」を実践することは、多くの企業風土にはこれまでなかったやり方だ。
ひとつの異論もございません。
ただ、こうしたチャレンジングな仕事は、結局人格依存になってしまうのが現状だと思います。社内に「トクリキー度」の高い人がいるかいないか。
それでは広がらない。
担当者がリテラシー不足・時間不足であっても、意思さえあればこれを乗り越えて、生活者との実りある会話コミュニケーションを継続させることができるようにしたい。現状のブログマーケティングはまだそこまで言っていません。
カレンとして乗り越えたいひとつの壁です。