スパムブログ・ワードサラダ問題 ブックマークに追加する

Feb

20

ペイパーポストについての議論が続いています。いいことだと思います。

でも、

その重要度から考えたら、今後のWOMマーケティング・クチコミマーケティングそしてブログ文化において、いま一番考えないといけないのは、

スパム。

の問題ではないでしょうか。

 
 
 
国内ブログは1690万〜総務省に聞くブログ調査の手法と実態(BB Watch 2008/08/12)

によると、総務省調査で「ブログの12%がスパムブログ、ブログ記事の33%スパム記事」。ニフティの調査ではブログ記事の40%がスパムだというのです。


実際、ブログ検索エンジンで検索してみると、実に大量のゴミ記事、明らかに人間の手によるものでなく、自動生成された中身のない記事が見受けられます。さらにコメントスパム・トラックバックスパムの多さには、アクセス数の多いブログオーナーはみんな悩まされているのではないでしょうか。


まず何かスクリプトを回して、無料ブログサービスで一度に大量のブログを作成し、大量のトラックバックスパムを飛ばす。こうした原始的なテクニックはブログサービス側の対応である程度減ったような気もしますが、実態は良くわかりません。


さらに厄介なのがワードサラダ。こいつはほんとにひどい。

最近ネット上で、支離滅裂な文章を掲載するブログをよく見かけるようになった。「ハンカチ王子が上がるとイソフラボンが投げ放題になるが、そのまま家系ラーメンを飛び込んだ」といった文章だ。このようなデタラメ文のことを、ワードサラダという。

ブログなどでスパム行為を働くのに有用であるため、ここ数年、広がったきた文章テクニックだ。ワードサラダを掲載するブログは、サイト検索エンジンのスパムフィルターにひっかかりにくい。この特性を利用して閲覧者をおびき寄せ、アフィリエイト事業者から手数料をかすめ取ることを目的としている。

「ワードサラダ」 - 時代を読む新語辞典 - ビジネスABC


なにしろブロガーが一生懸命書いたテキストをただでもってかっぱらって、適当にぐちゃぐちゃ混ぜて記事にして、それでアフィリエイトで稼ごうってんだから、悪質極まりないです。どうやって稼ぐのかはこちらをご覧ください。

商品の購入者が、アフィリエイト参加者のWebページを閲覧したかどうか、以下の手順で確認できる。アフィリエイト参加者のWebページを閲覧すると、閲覧者のブラウザは、アフィリエイト参加者IDと商品IDをCookie(クッキー 用語解説)として保存する。Cookieの有効期間として定めた期間内に、閲覧者がネット通信サイトを訪問すれば、どのアフィリエイト参加者が推奨したかをネット通販サイト側で把握できる。

検索エンジンを使って商品の品定めをする過程でワードサラダのWebページにたどり着いた閲覧者は、「このページは役に立たない」と怒って立ち去るだろう。しかし、品定め中なのだから、その後ネット通販サイトで購入する閲覧者もいる。その報酬をワードサラダの作成者は狙い、商品レビューを一言も書くことなく報酬をかすめ取るのだ。

悪質なアフィリエイト参加者がつくる「ワードサラダ」に注意 - ワークスタイル - nikkei BPnet


こんなのが蔓延することにより、ブログによるクチコミ情報の価値は大きく毀損しています。


WOMマーケティング協議会がその場としてふさわしいかどうかは不明ですが(若干ずれている気もする)、この業界で事業に携わる人間にとってスパムは明確に「敵」と呼べる存在のはず。何とか手が打てないもんでしょうか。検索エンジンが精度を上げてアフィリエイト業者がこうしたスパマーを排除するしかないんですかね…。


迷惑メールのような法規制の枠が作れればいいんですけど、いくら考えても上手いやり方が見えないんですよねえ。


日本ブログ協会で取り組んでくれれば良かったんですけどね。

コメント

ずれてますw

ずれてますけど、大事なことだし、ぜひ取り組んでほしいと思います。

実際にアフィリエイト業界の人に話を聞くと、けっきょくASP各社はそれがSPAMであっても売れれば手数料を取れるから、本腰入れて撲滅に取り組まないようですね。
たぶん「必要悪」程度に捉えてるんでしょう。

最近はアフィリエイトASPもペイパーポスト系のサービスを展開してるので、WOMマーケティング協議会ができた時にはそこで話あわれるのもアリなのかもしれませんね。
(と考えれば、そんなにずれてないのかも)

投稿者:河野|2009年02月20日 18:50

>検索エンジンが精度を上げてアフィリエイト業者がこうしたスパマーを排除するしかないんですかね…。

検索結果ページからの除外は単なるフィルタリングに過ぎません。トラックバックスパムによってサイトに誘導するのであればなおのことです。

これを元から絶つには、ブログサービス業者及びアフィリエイト業者による早期発見が不可欠です。

アフィリエイト業者がどうにかしてスパムブログを知り、当事者とのアフィリエイト契約を解除したとしても、ブログ記事そのものは消されずウェブのゴミとして残り続けるのです。
ブログサービス業者も、メールでのスパム行為とは違って違法でこそありませんが、各サービス通じて、各々の利用規約に違反していることは明白なのですから、早々に公開停止して欲しいものです。

どちらの業者の方々にも、モバゲーが出会い系サイト化しないために努力しているのと同様の真摯な姿勢で、最低限自分の業務の範囲には責任を持って適切な巡視と対処を行ってもらいたいと思います。

投稿者:itochan|2009年02月25日 21:27

河野さん

実際にアフィリエイト業界の人に話を聞くと、けっきょくASP各社はそれがSPAMであっても売れれば手数料を取れるから、本腰入れて撲滅に取り組まないようですね。
たぶん「必要悪」程度に捉えてるんでしょう。

それはひどい。だとしたらもうアフィリエイト業界団体で取り組んで欲しいですね。

投稿者:四家正紀|2009年03月04日 15:57

itochanさん

検索結果ページからの除外は単なるフィルタリングに過ぎません。トラックバックスパムによってサイトに誘導するのであればなおのことです。

これはあくまで個人的体験に基づくものですが、トラックバックスパムのリンクを騙されてクリックするケースは少ないのかなと。まあでも、今後巧妙化したらわからないか…。

ワードサラダは明らかに検索エンジンに引っかかることを目的としてますから、検索結果ページから外れれば効果はなくなると思います。

ブログサービス業者も、頑張ってはいるのですが手が回りきれてない状況のようです。たしかにモバゲーの努力には頭が下がります(ちらっと聞いた範囲でも)。利用規約は法律などと違い明確ですから対応はとりやすいですよね。

投稿者:四家正紀|2009年03月04日 16:04

splog除去は技術的には可能です。
人間が見抜けないsplogでも見抜いて検出します。

わたくしがそういう技術を完成させましたから、


しかしながら、各CSPとか、
特に、検索エンジン各社(google)とかが面倒がってやらないのです。

投稿者:tak|2009年04月16日 10:00

さっきのコメントのURL間違えました。

http://blog.livedoor.jp/tak_tak0/archives/51245507.html#Google

このGoogleの回答を読んでください。
"やらない"と言っています

投稿者:tak|2009年04月16日 10:05

だから自動生成ブログとかスパムブログで脱税目的のアフィリエイトが流行ってるんですね

投稿者:ぽちまる|2009年10月27日 10:43