イベント運営は「100-1=0」
May
22
ブロガーリレーションズの一環として、ブロガーの方々をご招待して開催する「イベント」があります。
イベントの専門家ではないこの僕も、ときどきお手伝いをさせていただくことがあります。
イベント運営は、大変にヘビーな仕事です。 わずか数時間のために、クライアントと何度も打ち合わせを重ね、マニュアルを作っては書き直し、リハを繰り返し、本番では「必ず起こる」トラブルに対して瞬時の判断で動かなければなりません。
やっているうちにわかってきたことがあります。
イベント運営というのは「空気をつくる仕事」なのだということです。
イベントの本番中は、とにかく、その目的と関係のない無駄なものは、なにひとつ存在してはいけないのです。空気が汚れてしまうのです。
たとえば、当日になって人手が足りなくなったときに、マニュアルをちゃんと読んでいないスタッフを助っ人で入れてしまうと、イベントの意義をちゃんと理解してないことから、ご出席されたブロガーの方々に対して正しく振舞えないことがあります。だらけていてはもちろんだめだし、硬すぎる空気もまた場が活性化しません。
スタッフだけでなく、ご招待するブロガーの数・タイプ・組み合わせや、会場設営にも非常に気を使います。それはやはり「空気を作る」作業なのです。
ご出席者の方々にどんな空気を感じてもらうべきなのか。仕掛ける側が、この「空気を作る」ことの難しさを認識しないと、いいイベントにはならないですね。
こんな言葉に出会いました。
「100-1=0」。これは帝国ホテルのサービスの教訓としている“算式”です。ホテルのサービスは、さまざまなセクションの従業員かによるサービスがつながって成り立っています。
その途中で1人の従業員がお客様の気分を害するようなことがあれば、サービスの連関は断ち切られ、ホテル全体の評価が地に落ちてしまいます。100-1は99ではなくて0。100年以上かけて築き上げてきたブランド価値も、たった10秒で失われてしまうことがある。
帝国ホテル会長 藤井寛
(日経ビジネス2008年5月19日号 p.1)
クライアントからブランドを預かるその重大さを、肝に銘じたいと思います。
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- カテゴリ:ブロガーリレーションズ
- タグ:イベント , 帝国ホテル , 藤井寛 , 日経ビジネス
- 投稿者 四家正紀|2008年05月22日 |トラックバック (2)




この教訓、痛いほど良くわかります。
公私ともども。